サネット®とは?
ノンカロリーで切れが良くインパクトのある甘さ、温度やpH、さらには保存に対する優れた安定性、また取り扱いの容易さなどの特長をあわせ持つ高甘味度甘味料。
食品添加物としての名称は、アセスルファムカリウム。世界100ヶ国以上の国々で認可され、4,000を超える製品に単独で、あるいは「サネット®マルチスウィートナー・コンセプト」に基づいた他の甘味料との組み合わせで用いられ、ライトで味わい のある甘味を市場に提供しています。
飲料から乳製品、チューインガム等の広い分野に、サネット®は甘味質の点でも、使いやすさの点でも、世界各国で好評を得ています。
※サネット®及びSunett®はニュートリノヴァ社の甘味料アセスルファムKの登録商標です。
サネット®の「性状・特長」は?
サネット®の性状
白色の結晶性粉末で、においがなく強い甘味があります。
サネット®の甘味度
ショ糖等価濃度
サネット®の甘味度は3%のショ糖溶液と比較した場合、約200倍です。
対ショ糖甘味度は、サネット®の濃度が低いときほど高くなります。
サネット®の対ショ糖甘味度
| ショ糖濃度(%) |
対ショ糖濃度(倍) |
| 2 |
250 |
| 3 |
200 |
| 4 |
160 |
| 5 |
110 |
| 6 |
90 |
サネット®の甘味質
キレの良い甘味で、甘味の立ち上がりが早く、長く口中に残ることはありません。
※高濃度で使用された場合には、後味を感じることがあります。
サネット®マルチスウィートナーコンセプト
サネット®の甘味度、甘味質は他の甘味料との併用によって増大、向上します。
味質の向上

甘味料の併用による苦味及び後味の改善
甘味度の向上
サネット®とアスパルテームとの併用により、甘味度も増強されます。飲料分野ではアスパルテームとの併用が多く、例えば1:1で併用すると、甘味度は40%程度強化され、甘味質もショ糖に近いものとなります。

甘味料の併用による苦味及び後味の改善
また、甘味度の量的な相乗効果は配合比と配合量によって変化します。
製品安定性の補完
アスパルテームとの併用の場合、サネット®の安定性が製品のシェルフライフの延長に寄与します。
炭酸飲料等の低pHの飲料におけるサネット®とアスパルテ−ム併用時の安定性
シェルフライフの限度
20%以上の甘味の低下で設定(pH3.0、20、アスパルテームの甘味低下を8%/月として計算)
さまざまな甘味料との相乗効果
サネット®には、さまざまな甘味料との相乗効果があります。
甘味料の併用は甘味度の向上だけでなく、甘味の質がショ糖に近くなります。
安定で使いやすい特長のあるサネットは様々な甘味料との併用が可能です。
マルチスウィートナー・コンセプトプラスの提案
サネット®の特長である安定性、相乗効果に基づくマルチスウィートナー・コンセプトをさらに発展させたマルチスウィートナー・コンセプトプラスを提案します。
サネットマルチスウィートナー・コンセプトプラス

- サネット®を砂糖と併用すると、砂糖の甘味質を変えることなく、カロリーを低減し、経済性が向上します。サネットは砂糖の良さを最大に発揮させる事ができます。
- 安定で、使い勝手の良いサネット®は甘味料とのブレンドに止まることなく、健康に寄与する多くの食品素材とも容易にブレンドできます。血糖値やインスリン分泌に何の影響も与えず、非う蝕性でノンカロリーのサネット®を健康訴求の新製品開発にお役立て下さい。
砂糖とサネット®の併用
砂糖とサネット®との併用により、砂糖の甘味質をそのままにカロリ−の低減、経済性の向上が可能です。
サネット®は砂糖の良さを最大に発揮させることができます。
サネット®による従来の甘味料(砂糖など)の新しい使い方
サネット®の安定性
水溶液中での安定性
サネット®の水溶液の安定性は高く、特にpH3.0〜7.0の範囲内では極めて安定です。そのため濃縮液として保存、使用ができます。
| pH |
保存期間(月) |
残存率(%) |
| 3 |
12 |
98 |
| 3.5 |
12 |
99 |
| 4.5 |
12 |
100 |
| 4.5 |
20 |
99 |
| 6 |
12 |
100 |
| 7.5 |
20 |
99 |
0.1%溶液(室温)
※ただし、pH2.6/100/1時間、又はpH2.6/120/10分間のように強酸性及び高温下で長時間保存された場合に限り、残存率は10%程度低下します。
熱安定性
サネット®の結晶性粉末を室温で6年間あるいは105で24時間保存したいずれの場合でも外観の変化、異臭の発生等はなく含量は99.0%以上でした。通常の食品加工の温度条件下では極めて安定です。ケーキ、クッキー等のベーキングにおける高温加熱条件下でも安定で、味質の変化もありません。
| 製品の種類 |
加熱温度及び時間 |
残存率(%) |
| 飲料(pH7.0) |
100℃/30分 |
100 |
| 飲料(pH5.0) |
129℃/20分 |
100 |
| 飲料(pH3.0) |
90℃/5分 |
99.9 |
| ケーキ |
175℃/80分 |
100.6 |
| クッキー |
225℃/10分 |
98 |
| 275℃/5分 |
101 |
酵素、微生物に対する安定性
サネット®は、 化合物としての反応性が極めて低いので、食品の製造・加工に使用される各種酵素や食材中に存在する酵素・微生物等による反応や分解はほとんどなく、又その 活性等に影響を与えることはありません。そのため食品の甘味の減少や褐変などによる劣化を誘発するようなことはありません。
サネット®の溶解性
水に溶け易く、20における溶解度は約27g/100ml・水です。
各温度での溶解度
| 温度() |
0 |
20 |
40 |
| 溶解度(g/100ml) |
15 |
27 |
46 |
サネット®の安全性
90以上に及ぶ広範な安全性試験
90以上に及ぶ広範な安全性試験が行われており、JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会)、米国FDA、我が国厚生労働省など世界の主要機関で安全性が認められています。
ADI(一日摂取許容量)
JECFA、FDA及び我が国では、ADI(一日摂取許容量)が0〜15mg/kg体重/日と定められ、広範囲の食品への使用が認められています。
サネット®の「製造法」は?
ニュートリノヴァ社(ドイツ)で生産されているサネット®は、酢酸を原料として製造され、製造法に関しては世界の多くの国々で特許を取得しています。ニュートリノヴァ本社はISO9001およびISO14001の認定を取得し、HACCP対応の管理をしている、GMP適合工場です。
※サネット®及びSunett®はニュートリノヴァ社の甘味料アセスルファムKの登録商標です。
サネット®の使用基準
我が国では下記のとおりの使用基準が定められていますので、使用基準にしたがってご使用下さい。
| 食品名 |
食品1kg当りの使用量 |
| 砂糖代替食品 |
15g以下 |
| 栄養機能食品(錠剤に限る) |
6.0g以下 |
| チューインガム |
5.0g以下 |
| 生菓子、菓子(チューインガムを除く)及びあん類 |
2.5g以下 |
| ジャム類、漬物、氷菓、アイスクリーム類、たれ及びフラワーペースト |
1.0g以下 |
果実酒、雑酒、清涼飲料水、乳飲料、乳酸菌飲料及びはっ酵乳
(希釈して飲用に供する飲料水にあっては希釈後の飲料水) |
0.50g以下 |
| その他の食品 |
0.35g以下 |
特別用途表示の許可又は承認を受けた場合はこの限りではありません
注意事項
粉末清涼飲料については、希釈後の飲料水1kg当り0.50g以下になるようご使用下さい。
(平成14年8月12日付、食基発第0812002号)
サネット®の「製品の種類」は?
一般品(A)とDタイプ(微粉末)があります。
一般品(A)は各種製品に使用できます。Dタイプは特に口当たりの滑らかさを必要とする製品に適しています。
| タ イ プ |
粒 度 |
用 途 |
| 一般品(A) |
1000μm |
飲料、その他一般 |
| D |
100μm |
チューインガム、チョコレート等 |
包装及び容量
| 10kg(1kg×10)包装 |
段ボール箱詰(1kg袋詰×10) |
| 10kg包装 |
段ボール箱詰(10kg袋詰×1) |